AETLogo.gif (3380 バイト) 【AET社 代理店業務】

     
   ★ Ignition Quality Tester (セタン価試験機)

iqt-1.jpg (63262 バイト) ◎ASTM D 6890 および IP 498 に準拠し、直接セタン価を測定
  することができる Ignition Quality Testerで、セタン・エンジン
  に替わる試験装置
◎ディーゼル用重油の Ignition Quality を極めて高精度に、かつ
  短時間に自動測定することが可能
◎反復精度、DCN scale 全般にわたり優れた再現性が得られる
◎測定時間は20分以内と短く、試験は自動で行われ、騒音が少
  なく静寂
◎少ないサンプル量 (100cc以内) で試験が可能
◎高い精度、丈夫な構造、運転経費、保守費用が少ない装置

        1.概略
          (1)全自動で使い易く、フレキシブル
           ・IQTは、全自動モードで運転するように設計されており、熟練や難しい操作技術は
            いりません。
           ・通常は自動モードで使用しますが、WindowsのI/Fにより手動及び半自動モードも
            出来るようになっています。
           ・クイック・リリース方式のサンプル(燃料)容器により、サンプルの交換やクリーニン
            グが簡単に行えます。これによりテスト間のアイドル時間も極めて短くなりました。
           ・実際のエンジン運転をシュミレーションするごとく、特定の研究目的のために、エン
            ジンが冷えた状態から高速状態まで試験条件を任意に変えることが可能です。
           ・ディーゼル燃料、改質ディーゼル燃料および代替燃料など全てのセタン価範囲の
            点火性状試験が可能です。
           ・少量のサンプル量 (Min. 20 cc) で IQT 試験できますので、研究室や、製油所のオ
            ンラインとしてご利用いただけるだけでなく、試験対象のサンプルが非常に少しし
            か作り出すことができないパイロットプラントなどにも適応可能な試験装置です。

          (2)相関関係
           ・IQT 燃焼圧力の Ignition Delayは ASTM D613 のセタン価 (Cetane Numbr) と相関
            関係が認められました。この試験方法によると、広範囲中の蒸留燃料に関する
            Ignition Delayを測定することができます。
           ・IQT 結果は、リアル・タイムで Ignition DelayとDCN(Derived Cetane Number)を表
            示することができます。
           ・一連の試験操作は自動で行われ、サンプルおよびシステムの準備を含め20分以内
            で完了します。

        3.装置本体
          IQT は、Southwest Research Institute CVCA の基礎技術に基づき、AET 社 ( SwRI
          Worldwide Licensee ) により開発され、研究所、石油産業関連の研究開発室や製油所
          のオンライン・プロセス用に工業化され、改良・開発が継続して実施されています。

仕 様


iqt-2.jpg (46555 バイト)

 装置寸法

 56(H)×74(W)×36(D) cm

 装置重量

 約68 kg

 電源

 120/220 VAC (50Hz / 60Hz)

 使用空気

 圧縮空気(酸素濃度:20.9±1.0%)

 使用窒素

 工業用グレード

 冷却システム

 密閉型熱交換装置

 制御システム  Pentium CPU Computer System